MEICHIKUなんでもぶろぐ・テキスト版

クイーン in ゴセイジャー(#5) + やつらは多分宇宙人!#10(Fin)

(2010/03/14 Sun)
まずは「ゴセイジャー」から

今回はクイーン・宝積さんが登場ということなので、当然のことながらチェック!です。で、やっぱりクイーン様は良かったですね。しかも、役どころがウイルスの研究をしている女性博士という知的な女性。「銭形命・2話」でショートカットにした宝積さんだが、博士という知的なイメージが似合っていました。しかも、息子がウイルスに冒されての泣きを見せてくれたのもポイント高かったです。

しかし、敵を倒した後にゴセイジャーたちと再び絡むことが無く、単なる1話限りのゲストで終わってしまったのはもったいさすぎました。(再登場があれば嬉しいのだが、期待しない方がいいですね。)→来年の戦隊で、戦隊の長官というポジションか、敵の親玉(幹部の一人ではなくて、トップに君臨する女王)への布石にならば嬉しいのだが...

一方、物語としては、ロボットに新しい装備が登場しての玩具の宣伝のための物語であって、見るべきところも無い低レベルの一本でした。

それにしても、新たなカードを手に入れるのが簡単すぎているので、パワーアップのありがたさも感じられないというのは痛いですね。→スタートして5話で早くもパワーアップって、相変わらずの玩具を売りたいスポンサーの姿勢が丸出しというだけですし... そもそも、カードを装着して利用するというのは、どうしてもテンポが遅くなってしまうため、物語にスピード感が無くなってしまい、間がだれてしまうだけである。カードを間違えて逆にピンチに陥ることもあり得る(実際にそれを描いたら面白くなるのに...)だけに、魅力を感じないのですがね...

また、ゴセイジャーは「天使」ということになっているのに、新たなロボが「悪」のイメージのある「海賊」をモデルにしているというのは、余りにも酷くないですか。そして、巨大化した敵怪人の戦力とを比較して、こちらが上回っているから攻撃をするというのは「勝てる相手だから倒す」という安易な道を進むだけであって、困難な敵に立ち向かっていこうというのを否定してしまうことになってしまう。

ということで、「天使」という設定といい、敵を倒す姿勢といい、余りにも酷い内容でした。→玩具が売れればそれで良い、という戦略が見え見えで...(目の保養となる「セクシー女幹部」が登場しない、という本作の欠陥もあるのは言うまでもない。)

続いて土曜夜の「やつらは多分宇宙人!」について

最終回ということで、見ることにしたが、完全に肩透かしでした。一応、家族愛と、地球人と宇宙人との交流というテーマを描こうとしていたが、動でも良いような時間潰しに陥った作品を、最後に何とか体裁だけは整えただけでした。(完全に「期待外れ」でした。最初は録画保存も考えたが、第1話を見て「保存」はしない、3話でリアルタイム視聴ではなく、録画して「早見再生」で十分という低レベルでしたし...)

最終回ということで、ようやく出番が多くなった絵子だったが、クレジット上の主役らしい所を最後に見せることになったが、余りにも遅すぎましたね。(が、最終回もいつものような登場だけだったら、クレジット上に「詐欺」ということになってしまいますし...)

あの変なオッサンが絵子と呂葉守の父親であって、家族が崩壊していたということ、また、地球の侵略を依頼していたのがそのオッサンで、いつも銀側家を監視していたため、毎回登場していたというのは悪くないアイデアであるのだが、スケールが小さい存在になってしまった、キャラを殺してしまったのも残念でした。

でも、失われた家族の絆を取り戻そうとして、銀側家が宇宙人と言う正体を明かし、その対比ということで描こうとしたのは、最終回にしては強引でしたね。絵子が父に対して最初からもっとボロクソに言うとか、反目し合っている描写があれば良くなったのに、それが無かったために、取って付けて、最終回の体裁を整えただけという印象しか残らないことになってしまった。

まあ、結局の所は嶋田久作の怪演も途中でなくなり、ウダウダとした時間潰しにしかならない凡作だっただけでした。→本作放送の約1時間前にBS11で再放送していた「メタル侍」の方が遙かに面白かったのだから、最初から土曜夜の穴埋めでしかなかったのもまた事実である。

おまけ
銭形泪」の再放送は2nd.5話(通算では18話)の怪人十面相が登場する物語であり、たっぷりと楽しませてくれたが、次回予告(その後の「鑑識メモ」も含む)がカットされていたというのは、ここで再放送が中断されるということになるのでしょうかね?(暫く間が空く場合は「次回は○月○日に放送します」というテロップが出るが、それも無かったですし...)→そうなったら、日曜朝のお楽しみが完全に無くなってしまう...



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ケータイ刑事銭形泪18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 11

(2010/03/14 Sun)
銭形泪・2nd.」第5話(通算では第18話)「盗まれた李の秘宝? 〜銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」の裏ネタ編・増補はついに今回が4回目となるが、今回で打ち止めにします。で、今回はボームズが反応した言葉の「ヘッポコ」について、銀田一が反応した言葉の「間抜け」について、「腰抜け」について、そして高村さんが口にした「神業」について、「コソ泥」について、ちゃんが口にした「時間差攻撃」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/2/13、15、17、19、20、22、24日付けで記しています。)

ヘッポコ」:技量の劣った者、または役に立たない者に対して、そのことを罵る際に使われる言葉である。(「ヘッポコ○○」という使い方がされる。)また、プロなのに素人と変わらないような低レベルの技量の持主に対しては、バカにするような意味で一般的に使われる言葉である。(例えば「ヘッポコ医者」「ヘッポコ選手」「ヘッポコ教師」などはその典型的な例である。→プロであるだけに、「存在価値無し」と言う烙印が押されることと行っても良いですね。)

また、類義語としては、「ヤブ」「ヘタレ」等があり、「間抜け」も類義語と言っていいでしょう。

この物語では、「名探偵」と名乗っているボームズであるが、この物語の舞台となった茶澤美術館でもそうであるが、モスクワ美術館が所蔵している李の三宝の一つである七宝焼きが怪人十面相に盗まれてしまった時、その場にいたが、全く役に立たなかったということで、「ヘッポコ」と言われても当然である。

この言葉に過敏に反応するということは、ボームズは自分の判断に自信がないということでもあり、「名探偵」ではなくて「迷探偵」が相応しいということを、自ら認めていると言うことでもありますね。(「」に登場する弟の二世の方も同様である。)

間抜け」:間の抜けたこと、行いにぬかり(穴)があることを言う。または、そういう人やそういうことをする人のことを揶揄して言う場合にも使われる。

類義語としては「バカ」「馬鹿者」「とんま」「のろま」「愚か者」などがある。尚、英語ではこれらはいくつかの言葉で使い分けられていて、「間抜け」は「Idiot」または「Stupid」と言い、「バカ」は「Fool」や「Ass」などが使われ、それ以外にも「Jerk」「Dope」「Dupe」「Half-Witted」などが同義語として使われることがある。

銀田一は「名探偵」としての自負があるため、「間抜け」という揶揄される言葉が気になるようであるが、そう言うことを気にしているようではまだまだ小物であって、「名探偵」ではなくて「迷探偵」と言った方が相応しいですね。→本当の「名探偵」と呼ばれるような大物となれば、「間抜け」と言われてもそれに反応することなく、平然と聞き流すぐらいの余裕があるものですし...

腰抜け」:臆病なこと、意気地のないこと、またはそういう人のことを言う。元々は、何かに驚いて腰を抜かしてしまって立つことが出来ない状態のことを言う言葉であったが、そういう状況に陥った人の姿から派生して、そう言う状態になった人のこと、更にはそういう状態になる原因である臆病な人のことも指すようになった。

類義語としては「臆病者」「小心者」「意気地なし」「チキン」等がある。(特に「チキン」は英語での俗語であり、鶏を指す「Chicken」から来ている。(鶏が周囲の様子に気を配ってキョロキョロとしている姿が、常に周囲を気にしている臆病者に似ていることに由来する。)→映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、マーティーが「Chicken」と呼ばれると過敏に反応し、ムキになるという描写が何度か登場していましたね。(で、ムキになったことで周囲が見えなくなり、大変な目に遭うことになるという展開はお馴染みのパターンとなっていました。)が、「Part 3」のラストでは、そういうことを経験したことで成長したマーティは、「Chicken」と呼ばれて挑発されても、その言葉に反応すること無く、「言いたければ言わせておけばいい」と言って挑発に乗らなくなった。(→結果的に、これによって事故に遭うという運命を変えることが出来ました。)

また、英語では「Coward」(「臆病者」)という言い方もある。

銀田一は「間抜け」と共にこの言葉にも反応していたが、「BTTF」のマーティのことを考えると、やはり「名探偵」ではなくて「迷探偵」に相応しい小物ということをココでも証明していますね。(また、ボームズと同様に、「」に登場する弟の二世の方も同様であるのは言うまでもない。)

神業」:神のしわざ、神ごとのことを言うが、そこから派生して、神の力でないと出来ないような素晴らしく高度な技術のこと、見事な腕前のことを指す言葉である。

また、漢字では「神事」と表記する場合がある。更に、読み方であるが「かみわざ」と読むのが一般的であるが、「かむわざ」または「かんわざ」と読む場合もある。但し、「かむわざ」「かんわざ」と読んだ場合は、神に関する公事のこと、神事に関することを指すのが一般的となり、一般的に「かみわざ」と呼ばれる事柄とは別のものになる。

類義語としては「奇跡」「神技」等があるが、「超人的」「人間離れ」などという言葉も同義語として使われる。英語では「奇跡」と言う意味の「Miracle」、もしくは「超人的」と言う意味の「Suprhuman」と言う言葉が使われる。

高村さんは、多数の金平糖の中から瞬時にダイヤモンドの原石を見抜いたことを「神業」と言ったが、それはあくまでも本物のダイヤモンドの原石を奪ったと思ったためである。で、後にちゃんが本物のダイヤモンドの原石を見抜き、その説明をしてくれたら、あっさりと納得してしまって、「世界を股に掛ける怪盗にしてはセコいね。奴はやっぱりこそ泥だ」と言って態度が変わってしまったのは面白い所でもありました。

尚、ボームズや銀田一の言葉をちゃんはバッサリと切り捨てたが、高村さんの言葉(神業)に対してはバッサリと切り捨てず、そこから考え始めて事実を見抜いたというのは、やはりパートナーだから信頼しているということですね。

コソ泥」:他人の物を盗む泥棒のことであるが、その中でも僅かな物(些細な物、または金銭的な額にすると小額)を盗む盗人のことである。正式には「コソコソ泥棒」と言って、「コソ泥」はその省略形であるが、現在では「コソコソ泥棒」と言った方が意味不明に近いようになっている。尚、「コソコソ泥棒」とは、人に知られないように、僅かな物を盗む泥棒のことであって、空き巣やスリがこれに含まれる。(金銭的な被害額も小額である。)が、現在では、それだけではなく、誰もが盗もうとも思わないような(どうでも良いような)物品を盗むセコイ泥棒のことを「コソ泥」ということもある。

「泥棒」と「コソ泥」の明確な分ける基準は無いので、何処までを「コソ泥」というのかはその場に応じてということになる。逆に、超大金や超高額な物品、余りにも大きな物を盗む泥棒のことを「大泥棒」と言うが、これも「泥棒」との明確な分ける基準も無い。→「コソ泥」「泥棒」「大泥棒」の区別は相対的な被害額によることになる。また、それらを含めた盗人の総称として「泥棒」と言う言い方があると言っても良い。

英語では「空き巣」や「スリ」を指す「Sneak Thief」が「コソ泥」の訳として使われ、普通の泥棒である「Thief」とは区別されている。(一応、空き巣やスリは「コソ泥(Sneak Thief)」扱いとされていて、こっそりと持ち去る者を「泥棒(Thief)」と呼んでいるようであり、金銭的な被害額では区別しない。)

時間差攻撃」:攻撃する際、一度に攻撃を行うのではなく、第一次攻撃、第二次攻撃、…、というように時間差(タイムラグ)を付けて行う攻撃のことを言う。

また、バレーボールの戦術の一つとして知られているもののように、最初は囮が見せかけの攻撃を行って(実際には攻撃(スパイクは打たない)は行わず)、第二次攻撃で実際の攻撃(スパイクを打つ)を行うもののことである。囮によって、相手のブロックを引きつけておき、本当の攻撃(スパイク)に対するブロックのタイミングをずらす戦術である。

この物語では、怪人十面相が実際に宝を盗むことを「攻撃」とすれば、幻の絵画についても、ダイヤの原石についても、最初の攻撃は囮であって、騒ぎを起こしておいて(絵画では「停電」が該当し、ダイヤの原石では「適当に1個持ち去る」が該当することになる。)、みんなの注意をそちらに引きつけておき、時間差を付けてお宝を盗んでいくという戦術を採っているので、泪ちゃんの指摘は実に当を得た表現である。→泥棒の戦術を褒めても仕方もないが、人の注意をそらすという意味では見事な作戦と言わざるを得ないですね。

ボームズや銀田一は、怪人十面相の(綿密な)作戦を全く見抜くことが出来ず、指をくわえているだけになってしまったので、怪人十面相に言わせれば「ヘッポコ探偵」であり「間抜け」ということになるというのも十分理解できるところでもある。その一方で、その作戦を完全に見抜いたちゃんに対しては「名探偵・銭形泪さん」と言って認めているというのもまた面白い所ですね。(こういう所は「紳士」と言っても良いですね。)

だが、「いつの日かあなたに勝ってみせる」「戦いはまだ始まったばかりですぞ」などという言葉をちゃんに言って再挑戦することを示唆する発言をした怪人十面相であるが、ちゃんに対しては再び挑むことをしなかったのはどうしてなのでしょうかねぇ。→やはり怪人十面相も「腰抜け」だったからという説明が最も正しいというように感じる所です。実際、「・1st.4話」でちゃんに対して挑んできた時(=銭形姉妹に対して2度目の挑戦時)は、ちゃんのことを最初から見下していて、この相手ならば十分勝てると思って挑んできた節がありましたからね...



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YOUNG M.C.『STONE COLD RHYMIN'』

(2010/03/13 Sat)
表題のアルバムは1989年に発表された彼のデビュー・アルバムである。デビュー曲がいきなりの大ヒットを記録したこともあって、瞬く間に'90'sの活躍が期待されるラッパーということになったのだが、後が続くことがなく、結果的にはデビュー曲のみの一発屋ということになってしまった。尚、シングル・ヒットがあったことで、本アルバムも大ヒットとなって、Billboardのアルバム・チャートでは最高位9位を記録して、1990年の年間アルバム・チャートでは25位にランクインしている。

収録曲は以下の全13曲である。『I Come Off』『Principal's Office』『Bust A Move』『Non Stop』『Fastest Rhyme』『My Name Is Young』『Know How』『Roll With The Punches』『I Let 'Em Know』『Pick Up The Pace』『Got More Rhymes』『Stone Cold Buggin'』『Just Say No』。

また、2009年にリイシューされたときには、以下の6曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『I Come Off [Remix]』『Principal's Office [Impact Remix]』『Bust A Move [Diplo RMX]』『Know How Theme [Remix]』『I Let 'Em Know [Matt Dike Remix]』『Pick Up The Pace 1990』。

この中からシングル・カットされたのは3曲で、デビュー・シングルとなる『Bust A Move』がBillboardで最高位7位を記録し、1989年のBillboard年間シングル・チャートでは42位にランクインしている。続く2nd.シングルの『Principal's Office』は最高位33位、3rd.シングルの『I Come Off』は最高位75位を記録している。また、『Know How』はイギリスでのみシングルとしてリリースされている。

お薦め曲は、彼の代表曲であり、最大のヒット曲となった『Bust A Move』、そしてシングル・ヒットを記録している『Principal's Office』と『I Come Off』、それ以外では『Non Stop』『Just Say No』とアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Stone Cold Buggin'』をピックアップしておく。

ヒップホップ系のラッパーの曲の中には、言葉の機関銃のようになっていて、自己主張とメッセージを伝えているものがあるため、何処かで敬遠がちになってしまうことがある。しかし彼の場合は、PVにちょっとしたアイデアを使い、MTVの方で火が付いてヒットを記録したことにより、サウンドとしてではなくてビジュアル作品としてのアプローチが成功することになった。が、逆に、そのイメージが強すぎて、後が続かなかったのは皮肉な所でもある。

現在も現役として活動しているものの、「一発屋」というレッテルが貼られたことが音楽的な活動に苦労していることになったが、「一発屋」でも'80's終盤に名前を刻んだことに変わりはない。'90'sの期待の星となったが、'90'sに入ってから発表した曲は今一つということで、ある意味では「'90'sは混迷の時代」ということを象徴していることにもなる。'80'sサウンドが好きで、ラップが好みという方は、しっかりとチェックしておきたいアルバムである。



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今週の「名曲探偵アマデウス」+地上波#28(Final・ファイルNo.047)

(2010/03/13 Sat)
今週は、地上波が最終回ということになるということで、最大で週に5本の放送があった体制は幕を閉じることになってしまいました。何だかんだで地上波の方は1年間(今週で50週)で放送されたのは28回数でした。金曜の午後ということなので、大相撲で最低12回は休止になることが分かっていたものの、28本というのはちょっと少なかった気がします。(大相撲を除くと、40回あったのに、28回ということは7割と言うことになりますけど...)ちなみに、BSでの1年目は30本、2年目は29本でした。

内容としてはバラエティの要素とクラシック音楽の解説ということで、とても良いものであっただけに、地上波の放送は放送枠を間違えたと言って良いでしょうね。

今週は、日曜日の所が新作だったことから、BSの放送は全て最新の物語となるそれであり、地上波の方は去年の10月にBSで放送され、地上波ではパスされていたものでした。(基本的に1話完結ものなので、地上波の方は途中も物語で始まって途中の物語で終わることになったが、特に支障は無いですが...)

BSの方はファイルNo.058のストラヴィンスキー「春の祭典」、地上波はファイルNo.047のリスト「エステ荘の噴水」であったが、共にラストのオチが途中で何となく予感できるものでありながらもズッコケ流というように、共通するところがあったというのも面白い所でした。

尚、火曜朝の再放送の後には次の予告は無かったが、金曜のBS-2と地上波、土曜のBS-hiの後にはいずれも予告がありました。

今後の放送予定は、14日の日曜夜のBS-hiは本年度最後の新作となるファイルNo.059のシューベルト「交響曲第7番・未完成」ですが、地上波の放送が無くなるため、全ての放送がこれということになります。(但し、20日の土曜お昼の再放送はお休みです。)で、ファイルNo.035以来となるあの刑事さん・大保志摩須の再登場ということになります。再登場するのは、ディープ内藤に次いで2人目となるが、ゲストとしての2回目の登場となるのは志岐三姉妹+母の田畑智子がいるので3人目ですね。→3年目は再登場というキャラが増えるのでしょうかね?

尚、3年目となるのは、本当は4月からであるが、3/29(月)からは新年度の番組になるため、3年目の最初の物語となるファイルNo.060のショパン「ピアノ・ソナタ第2番・葬送」は3/29(月)の19:00からBS-hiでの放送ということになります。(火曜朝のBS-hiの再放送枠はそのままですが、BS-2とBS-hiの土曜お昼の再放送枠については、現時点では不明です。)そして4/5はファイルNo.061のチャイコフスキー「交響曲第4番」の予定となっています。

ということで、3年目に突入するということで、安心しました。(ファイルNo.の数字が3桁であるため、最低でも100本の大台に乗って欲しいですし...)が、本放送の放送時間がまたも変わるということになりますね。(→1年目の上期は金曜19時、下期は土曜19時、2年目は日曜20時、そして3年目は月曜19時ということになる。)放送時間が変わっても続くと言うことは、内容がしっかりとしていて良い番組という証でもある。(内容がない番組ならば、放送時間変更よりも終了ですからね...)



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YELLO『ONE SECOND』

(2010/03/13 Sat)
表題のアルバムは1987年に発表された彼らの5枚目のアルバムである。彼らは1979年に結成されたスイス出身のバンドであり、初期はニューウェーブとされていたが、エレポップにサウンドが変化していくことになったバンドである。'80's後半にはダンス・ミュージックでもシンセサイザーを使ったものが当たり前となり、'90's前半にかけて「ユーロビート」と呼ばれるサウンドが大流行することになるが、彼らはそんな時代のバンドの一つでもある。また、日本では、スイス出身という物珍しさがあったのも事実であった。本アルバムは彼らのアルバム暢かでは最もセールスの良かったアルバムであり、本国スイスでは最高位4位を記録し、オーストリアでは6位を記録している。また、イギリスでは最高位48位、アメリカでは最高位92位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『La Habanera』『Moon On Ice』『Call It Love』『Le Secret Farida』『Hawaiian Chance』『The Rhythm Divine』『Santiago』『Goldrush』『Oh Yeah』『Dr. Van Steiner』『Si Senor The Hairy Grill』『L'Hôtel』。

尚、2006年にリマスターされたものには、以下の5曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Goldrush II [12" Mix]』『Rhythm Divine [1992 Version]』『Call It Love [12" Mix]』『Life Is A Snowball』『Tool In Rose』。

この中からのシングルは、『Goldrush』と『The Rhythm Divine』が共にイギリスで最高位54位を記録しているが、特に『The Rhythm Divine』はSHIRLEY BASSEYと共演していて、スイスでは最高位21位、オーストリアでは最高位19位を記録している。

お薦め曲は、やはりS. BASSEYが参加している『The Rhythm Divine』である。S.BASSEYにしてはちょっと場違い過ぎる気もしないでもないが、そこはベテランの巧さで、独特の世界観を構築している。それ以外では『Call It Love』『Hawaiian Chance』『Goldrush』『L'Hôtel』という所をピックアップしておくことにする。

サウンドの方は、'80's後半の、所謂「エレポップ」であり、とても聴きやすいものである。但し、色々と彼らなりの遊びをやっていることもあって、これが気に入らないという方もいるかもしれません。が、音楽は文字通り「音を楽しむ」ものであるだけに、遊びがあるのは悪いことではない。特にポップで明るいサウンドであれば、邪魔になることはなく、体が動いている状態であれば、逆に盛り上がることになる。ということで、一緒に楽しむということで、大いに楽しみましょう!

尚、'80's後半から'90'sのダンス・ミュージックがお好きな方、また、ユーロビートがお好きな方は聴いたおいた方が宜しいかと...



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ケータイ刑事銭形命7話[裏ネタ編]PART 2

(2010/03/13 Sat)
銭形命」の第7話「犬は知っていた! 〜『バスカヴィル家の犬』殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、シャーロック・ホームズに関係することから「シャーロック・ホームズ」について、「シャーロキアン」について、そしてこの物語では2800万円ということになっていた「パイプ」について記します。尚、「シャーロック・ホームズ」については「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 2」で、「シャーロキアン」については「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 1」で、「パイプ」については「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

シャーロック・ホームズ」:イギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」シリーズに登場する名探偵であって、世界を代表する名探偵として現在でも高い人気を誇っているキャラクターでもある。ミステリーの世界では「名探偵の中の名探偵」という存在になっている。小説に登場するフィクションの人物にあるにも関わらず、現在でもロンドン・ベーカー街に事件解明の依頼が届くという、伝説的な存在である。

A・C・ドイルは1859年の生まれで、1930年に71歳で亡くなっている。ホームズの小説が最初に登場したのは1887年のことであり、その作品は「緋色の研究」であった。しかし、この時は殆ど反響もなく、売れることもなかった。人気が出たのは1890年の「四つの署名」が発表された時であった。しかし、人気が出たもののA・C・ドイルは「ホームズ」シリーズを早く終えてしまいたいということで、1893年の「最後の事件」でホームズを滝壺に落として殺してしまった。が、その反響が余りにも大きく、後に、この時に滝壺には落ちていないということにして、復活させている。そして、最終的には短編56作品と長編4作品を生み出した。

シャーロック・ホームズの設定であるが、生まれについての詳細な記述がないものの、現在では1985年1月6日生まれとする説が最も有力である。(その他では1/6生まれは同じであるが、1852年生まれ説と1853年生まれ説もある。)出身地はイングランド・ヨークシャー州北ライディングとされている。一方、亡くなったのは、「現在でも生存」とする説が最も支持されているが、これでは現在156歳ということになってしまい、あり得ないでしょう。(ファンであれば生存説を支持したいという気持ちも理解できますが...)で、死亡年については1920年代から1950年代に亡くなったという諸説があるが、最も有力なものは1957年に103歳で死亡という説である。

天才的な観察力と推理力を持っている私立探偵であり、ロンドンのベーカー街221Bにあるハドスン夫人所有のアパートで相棒のジョン・H・ワトスン医師と共同生活をしていて、依頼された事件の調査を行っていた。

バイオリンの演奏が得意ということになっているが、サックスが得意なちゃんはこういう所にも惹かれるかもしれませんね。また、趣味は化学実験である。ボクシングの腕前も優れている。更に、拳銃の腕前も優れていて、壁に発砲して文字を書くことが出来た。(この点はお姉ちゃまとの腕比べをと期待したいですね。)

学生時代に、友人の父にまつわる事件を解決したことで探偵になることを決意し、大学卒業後(1877年とされている。)にロンドンのモンタギューで開業した。その後、1881年にベーカー街の221Bに引っ越す。ベーカー街ではワトソンと同居(ルームシェアリング)し、依頼された事件の解決に当たることになる。そして1891年に宿敵モリアーティ教授との対決で滝壺に落ちて死亡したと思わせ、モリアーティ教授の残党から逃れるための逃亡生活をしていた。

1894年に戻って来ても探偵として再び活動するようになる。その後も幾多の事件を解決し、1903年に引退、が、1912年に復帰ということになっている。

シャーロック・ホームズは人気キャラということもあって、映像作品も多数製作されている。(サイレント映画の時代が特に多く、全てが現在では分からない状態である。)また、映画の主役となったキャラクターということでは最多ということでも知られている。

ホームズを演じるということは俳優にしてもステイタスであり、これまでに、モーリス・コステロ、バスター・キートン、クライブ・ブルックス、ベイジル・ラスボーン、ピーター・カッシング、ジェレミー・ブレット、クリストファー・リー、ニコラス・ロウ、リチャード・ロクスバーグ、レナード・ニモイ、ロジャー・ムーア、マイケル・ケインたちがホームズを演じている。

また、舞台劇をはじめ、TVドラマにもなっているのは言うまでもなく、中にはホームズたちを動物に置き換えたアニメ作品までもが制作されている。(やはり、全てを確認できないほど多数の作品がある。)

シャーロキアン」:英語では「Sherlockian」。アーサー・コナン・ドイルが書いた小説・シャーロック・ホームズ・シリーズの主人公・シャーロック・ホームズの研究者と熱狂的なファンのことを指していう。但し、イギリスではホームジアン(Holmesian)と呼ばれている。

ホームズの本国であるイギリスには「シャーロック・ホームズ協会」という組織がある。(→イギリスのクラブということで、女性は入会できないところが「伝統」を重んじているイギリスらしい所でもある。)当然、イギリス以外の各国にも組織はあり、1934年に設立されたアメリカ・ニューヨークのベーカー・ストリート・イレギュラーズが最も古いものとして知られている。日本には「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」が1977年に設立されている。(これにはシャーロキアンであれば女性であっても入会することが出来る。)

シャーロキアンの間では、A・C・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」を「正典」と呼び、様々な研究を行っている。(例えば、ホームズの年収は?ワトソンのミドルネームは?等)中には、ホームズは女性であったと主張する研究まであるほどで、芸能レポーターも顔負けというほど、ありとあらゆることが研究され、様々な説が語られている。

それらの中でも、ホームズが「最後の事件」で滝に落ちて死亡したと思われていたが、「空き家の冒険」で帰還するまでの間、何処で何をしていたのか、ホームズの小説の中で事件名だけ登場している事件の内容についての研究などは有名なものとして知られている。

当然、研究対象はホームズだけに限られるものではなく、ワトソンのミドルネームや結婚について、更にはライバル・モリアーティ教授の論文「小惑星の力学」の内容について、というようなものも研究対象になっている。

「ケータイ刑事」では「・2nd.9話」に、ちゃんがシャーロキアンであるということが判明し、鑑識の柴田太郎さんもシャーロキアンであることが分かった。尚、その時の高村さんはシャーロキアンでは無かったが、ちゃんの影響でシャーロキアンになり、「・2nd.5話」ではホームズに感心のないちゃんに対してシャーロキアンであるということをアピールしていた。この物語では、ちゃんがホームズのコスプレをしていたが、シャーロキアンになったのもコスプレも、全てちゃんの影響でしょうね。(→恐るべしちゃん、ということになりますね。)

ところで、ちゃんもそうだが、ちゃんはホームズに対してどのような研究をしているのでしょうかね?少なくとも、全話を読破していて、色々と語ってくれることだけは間違いないでしょうが...

パイプ」:液体やガスなどを供給するために用いられる管、タバコを吸うための道具、スケートボードやインライン・スケート、スノーボードなどの競技が行われる「ハーフパイプ」のこと、パイプオルガンやバグパイプなどの楽器のこと、という複数の意味がある言葉である。また、人や外木の間の意思疎通の役割を果たすもの、という意味もある。これらは英語では全て「Pipe」である。(英語の「Pipe」には、更に、「小鳥、子供、笛などの甲高い声」という意味もある。)ちなみに、ドイツ語では「Pfeife」、フランス語も英語と同じ「Pipe」(但し発音は異なる)、イタリア語とスペイン語では「Pipa」(発音も同じ)と言う。

この物語では、シャーロック・ホームズのパイプということなので、言うまでもなくタバコを吸うための道具のことである。

喫煙用のパイプは、主に西洋で使用されるものである。日本語では「煙管(きせる)」(カンボジア語の「クセル」が訛ったものとされている。)と呼ばれるが、「煙管」と「パイプ」は道具としてはタバコを吸うためのものであるが、別物と見なされている。→「煙管」は一服程度の少量の煙草の葉を入れて喫煙するためのものであり、「パイプ」はある程度の量の煙草の葉を入れて喫煙する、というイメージが定着している。また、日本で「タバコ」と言うと紙巻きタバコが殆どであり、煙管やパイプを使って喫煙する人は少ない。

「パイプ」は刻みタバコを吸うために使用される道具であり、19世紀の西欧では、大衆の喫煙方法として一般的に使用される道具であった。葉の詰め方にもよるが、一度火を付けると30分から1時間程度の喫煙時間が得られるということで、次第に凝ったパイプが作られるようになった。(長さだけを取っても、長いものと短いものがあり、また、葉を入れる部分が大きいものから小さいものまで様々である。)しかし、手入れが大変であるため、葉巻タバコや紙巻きタバコの登場によって喫煙者はそちらに流れていき、パイプを使った喫煙は一部の愛煙家に限られる喫煙方法となった。

パイプを使った喫煙は、紙巻きタバコ(両切りのタバコは除くが、現在の紙巻きタバコはフィルター付きが殆どである。)と違ってフィルターが無いため、ヤニが直接口内に入り、歯に付着することになる。また、火が付いて燃えている所から口までの煙の通る距離が(紙巻きタバコよりも)長いため、喫煙すると言うよりもタバコの香を味わうという方に適している。(パイプを使った喫煙では、吸った煙は呑み込まず、口の中でふかしているというのが一般的であり、この点が紙巻きタバコの喫煙と異なっている。(紙巻きタバコでも、ふかしているだけという人もいますが...))



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「PRAGUE」

(2010/03/12 Fri)
表題の作品は1991年のイギリスとフランスの合作映画「プラハ」である。(現在はチェコの首都であるが、本作が製作された当時はチェコスロヴァキアの首都であった)プラハを舞台にしたラブ・ストーリーである。

作品データを記しておくと、時間は89分、監督と脚本はイアン・セラー、撮影はダリウス・コンジ、音楽はジョナサン・ダヴである。そして出演は、アラン・カミング、サンドリーヌ・ボネール、ブルーノ・ガンツ、たちである。

イギリスの青年アレキサンダーは、第二次大戦中のナチス・ドイツの占領時代のニュース・フィルムに亡くなった母と祖父が映っていたため、それを捜すためにプラハにやってきた。そしてフィルム・センターを訪ねる。底には車での列車に乗っていた女性がいた。彼女はエレナと言い、フィルム・センターに勤めていたのだった。アレキサンダーは、母から聞いていたアパートをエレナと共に訪ね、フィルムのことを語る。彼はフィルム探しと共に自分のルーツを求めていた。数日後、再びフィルム・センターを訪ねたアレキサンダーは館長・ヨセフ(エレナの愛人だった)から別荘に招待される。別荘ではヨセフの挑発的な言葉もあって、アレキサンダーとエレナは結ばれたが、それからエレナの態度が急に冷たくなる。プラハに戻ったアレキサンダーだったが、エレナは姿を消していた。それから数日して、姿を現したエレナは、子供が出来たからもう会わない、と告げ、翌日にアレキサンダーが捜していたフィルムを届けて去っていった。今ではエレナを愛するようになっていたアレキサンダーは、自棄を起こし、酔っぱらってフィルムをタバコの火で焼いてしまう。そして失意の中で帰国準備を始めた。そんな所にヨセフが現れて、アレキサンダーの本当の望みを尋ねた。で、エレナを愛していると告げたアレキサンダーは...

主人公の旅は自分探しの旅でもあったのだが、旅の途中で出会った女に恋し、彼女に翻弄されながら進んで行く展開が、「幻想の町」と呼ばれているプラハの雰囲気と上手く融け合っている。また、物語にナチス・ドイツの犠牲者になった祖父の物語を絡めつつ、母の過去が次第に明らかになっていく謎解きも進んで行くことが、本作を立体的に構成し、奥行きのある物語にしている。その一方で、官能的な映像を含めた映像美もあって、作品としても幻想的な雰囲気があって、物語の舞台ともマッチしている。

物語としては重い所もあるのも事実であるが、ラブ・ストーリーとしてのクライマックスはまあ良い結び方でもありました。

ただ、日本ではプラハについての情報はそれほど多くないこともあるだけに、もう少し(プラハの)観光案内となるような所が欲しかったという気もしますが...(英仏だったら、特に観光案内的な部分は無くても良いのでしょうが...)



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YAZZ『WANTED』

(2010/03/12 Fri)
1988年に発表された彼女のデビューアルバムである。(彼女のアルバム/シングルは、「YAZZ AND THE PLASTIC POPULATION」という名義に鳴っているものもあるが、基本的には彼女のソロ作品である。)ファンキーな要素があるポップなダンス・チューンが中心であり、イギリスを中心として欧州では大ヒットを記録して、瞬く間にスターになった彼女であるが、その勢いはアメリカには全くであり、また、再書間ヒットだけで尻すぼみになってしまっただけに「一発屋」という印象もある。(一応、現在も活動を続けていますが...)本アルバムは、全英No.1ソングがあることもあって、イギリスでは最高位3位を記録している。

収録曲は以下の全8曲である。『The Only Way Is Up』『Where Has All The Love Gone』『Got To Share』『Fine Time』『Stand Up For Your Love Rights』『Wanted On The Floor』『Something Special』『Systematic People』。

この中からシングル・カットされた曲は3曲で、『The Only Way Is Up』がイギリスで1位を獲得したのをはじめ、オランダ、スウェーデン、ニュージーランドでも1位を獲得、オーストラリアは2位、ドイツは3位、フランスは4位を記録する大ヒットとなった。続く『Stand Up For Your Love Rights』はイギリスでは最高位2位を記録したが、他国ではそれなりのヒットの範疇に留まった。そして『Fine Time』はイギリスでは最高位9位を記録している。

お薦め曲は、彼女の代表曲である『The Only Way Is Up』とヒットを記録している『Stand Up For Your Love Rights』、そして『Got To Share』『Something Special』をチョイスしておく。

デビューしていきなり全英No.1ヒットを生み出すというインパクトがあったが、結果的には一発屋になっている。(イギリスに於いては「一発屋」ではなくて「二発屋」と言った方が良いですが...)'80's終盤には彼女のように「一発屋」と呼ばれる存在が多くなったのも特徴であるが、これは何でもありという状態になってメインストリームがなくなり「混迷の'90's」を迎える状態の下地が出来上がっていたということにもなる。そういう店では、'80's終盤を象徴する一人であるということも出来る。

'80's終盤の音楽シーンを語る上では、その中の1人と言うことに過ぎないが、語る上では欠かせない一人であり、聴いておいてもよろしいかと...



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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その146)

(2010/03/12 Fri)
今回はシチュエーションということで「海からの援軍」がテーマです。尚、「援軍」と言うからには「助けられた」という意味でもあります。で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・1st.1話」、「007」からは(今回も)「ユア・アイズ・オンリー」です。

ケータイ刑事」:「・1st.1話」。「マーメイド刑事登場 〜素もぐりクイーン殺人事件」という物語。ちゃんの初登場となる物語であるが、当然のことながら、相棒となる高村さんが前の物語(=「・2nd.14話」)でロス市警に栄転したので、高村さんがどうやって日本に戻ってきたのかも描かれている物語である。この物語では、助けられたのは高村さんで、海から現れたのがちゃんである。

高村さんはロス市警に赴任していたが、4ヶ月前にサンタモニカのビーチで遭難した。(そのため、警視庁では死亡扱いとされていた。)ゴムボートに乗っていた高村さんはそのまま流されてしまった。で、食糧も底を尽き、もうおしまいだと思っていた。更に、高村さんは人喰い鮫の背びれを目にした。もはやこれまで、と死を覚悟した高村さん。しかしそれは鮫ではなくてダイビングスーツに身を包んだちゃんだった。高村さんは「ジャパニーズ・ガール?」と声を掛けるも、訳が分からない高村さん。その場所は日本の海岸から直ぐのところであり、高村さんは太平洋を流されて日本に漂着したのだった。ちゃんは、ここは日本ということを話し、高村さんも日本に帰ってきたことで安心した。

ということで、ちゃんに助けられて日本に上陸した高村さんだった。→自分の背後を振り向いたら、陸地(海岸)が見えるのは当然なのだが、高村さんは陸地にはずっと背を向けていたので、そこが海岸沿いということに気づかなかった。

尚、これがちゃんと高村さんのファースト・コンタクトであるが、この時はお互いに名乗ることもしていない。で、海ちゃんは(お約束の)「変なおじさん」と呟いていた。(その後、事件現場に海ちゃんが現れて、「第1話」のお約束がしっかりと描かれていくことになります。)

007」:「ユア・アイズ・オンリー」。1981年のシリーズ第12作で、3代目ボンドの第5作である。美しいエーゲ海での海中シーンは見所満載である。しかし、中盤では雪山でのシーンが登場するというように、夏と冬のスポーツが揃って登場するというのはどうかと...

この物語では、助けられたのはボンドで、海から現れたのは、後にボンドと手を組むことになるギリシャの暗黒街では「鳩」と呼ばれているミロス・コロンボの配下の手下たちである。

ギリシャの暗黒街に名を馳せているコロンボをマークしていたボンドは、コロンボの店でクリスタトスと話をしていた。店にはコロンボと、彼と繋がりの深いリスル伯爵夫人がいて、喧嘩別れをしてリスルが店を出て行く。で、ボンドはリスルに接近し、一夜を共にする。朝、海岸に出た2人は突然、クリスタトスの密命を受けた殺し屋のロックとクラウスが襲った。

逃げるリスルはサンドバギーにはねられて死亡、ボンドも追いつめられる。

が、その時、海から現れたダイバー姿の男たちが水中銃を放ち、ボンドを襲ったクラウスを仕留めた。(ロックには逃げられてしまう。)これによってボンドは(殺し屋の襲撃からは)助かることになったが、男達はボンドを捕らえて連れて行った。(この男たちはコロンボの配下の者たちだった。)

実は、クリスタトスとコロンボはライバル関係であり、クリスタトスはボンドに協力するふりをしてライバルのコロンボを潰そうとしていた。(クリスタトスは、暗黒街での自分のことをコロンボがやっていることと告げていた。)一方、コロンボは、ボンドがイギリス情報部員ということを知っていて、ボンドが接近してきたことを警戒し、自分の店だったので、ボンドとクリスタトスの会話を盗聴していて、リスルを使ってボンドと接する機会を得ようとしていたのだった。ボンドは男たちによってコロンボの元に連れて行かれた。そして、コロンボから、クリスタトスが自分を陥れようとしていると言うことを告げ、ボンドの愛用の拳銃のワルサーPPKを返し、信用を得る。更に、クリスタトスのヘロイン倉庫を教え、ボンドと共に襲撃した。

尚、リスル伯爵夫人を演じたのは、5代目ボンドのP・ブロスナン夫人のカサンドラ・ハリスだったというのは有名な話である。(この時のボンドは3代目なので、この時点では「ボンド繋がり」ということには鳴らなかったのだが、後から「ボンド繋がり」が出来ることになった。)

共通点は、海から現れたダイバースーツ姿の人間が人助けをしたということ助けられた方にしてみると「命の恩人」になったということその時点では互いに正体を明かしておらず、後に味方として組むことになるということである。また、この出会いは物語上では大きなポイントになるというのも共通している。(「ケータイ刑事」では主役の海ちゃんと相棒となる高村さんの出会いであり、「007」では主役のボンドと協力者のコロンボとの対面に繋がる出来事となった。)

相違点は、「ケータイ刑事」では主役のちゃんが「海からの援軍」という形となって高村さんを助けているが、「007」では主役のボンドが「海からの援軍」によって助けられている、という所である。また、海からの助けが現れるというのは同じであるが、「ケータイ刑事」では海岸が側にあるとはいうものの、高村さんはそのことに全く気づいていなかったこともあって、全ては海の上で起こったこと(但し海ちゃんの背が立つ浅瀬である。)であるが、「007」ではボンドは陸上(海岸)にいて、陸上で助けられている、という違いがある。

次回は「ある物」シリーズということにして、物を取り上げる予定です。(変更はあり得ますが...)何が登場するのかはお楽しみに。



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YAZOO『YOU AND ME BOTH』

(2010/03/11 Thu)
1983年に発表された彼らの2枚目のアルバムであるが、同時にラスト・アルバムでもある。(何せ、彼らは1981年の結成、1983年の解散である。)後に「エレポップ」と呼ばれることになるシンセサイザーを中心としたノリの良いダンス系のポップなサウンドを'80's初頭に聴かせた男女デュオであり、'80's(後半)の音楽シーンに多大な影響を与えたのはご存知の通りである。また、後にソロ・シンガーとして成功するALISON MOYETがメンバーだったことでも知られている。(もう一人はDEPECHE MODE、ASSEMBLY、ERASUREなどで活動するVINCE CLARKEである。)

'80's中盤以降では氾濫することになるサウンドであるが、'80's前半ではまだ珍しい方であったサウンドであるが、ポップで聴きやすいと言うこともあった大ヒットとなる。本アルバムはイギリスでは1位を獲得し、アメリカでは最高位69位を記録している。(ちなみに、イギリスに於いては、デビュー・アルバムは2位を記録しているので、発表したアルバムが全て全英TOP 2入りをしたことになる。→僅か2枚のアルバムとはいうものの、これはこれで凄いことである。)

収録曲は全11曲であるが、イギリス盤とアメリカ盤では10曲目が違っている。イギリス盤の収録曲は以下の通りである。『Nobody's Diary』『Softly Over』『Sweet Thing』『Mr. Blue』『Good Times』『Walk Away From Love』『Ode To Boy』『Unmarked』『Anyone』『Happy People』『And On』。

尚、US盤では10曲目の『Happy People』が『State Farm』に差し変わっている。

この中からシングル・カットされた曲は『Nobody's Diary』であって、イギリスでは最高位3位を、ドイツでは最高位18位を記録しているが、アメリカではダンス・チャートこそ1位を獲得しているが、BillboardのHOT 100にはランクインしていない。また、『Walk Away From Love』は日本のみのプロモ・シングルとしてシングル・カットされている。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Nobody's Diary』と、『Sweet Thing』『Mr. Blue』『Walk Away From Love』『Unmarked』というところをピックアップしておく。

シンセサイザーを中心にしたサウンドは、'80's中期には当たり前となって、「エレポップ」という言葉が生まれ、音楽のメインストリームになるが、本アルバム発表時には、シンセサイザーもかなり進化してきたものの、まだまだ進化の途中ということであり、部分的にはかなり幼稚な所もある。が、そうやって発展していくことになるのであり、本アルバムにはシンセサイザー・ミュージックの発展の過程が分かることになる。ということで、'80'sの「エレポップ」確立前の黎明期を知る上では貴重なアルバムである。

エレポップがお好きな方も歴史を学ぶと言うことで、聴いておきたいアルバムの一つである。それにしても、彼らが本アルバムで解散せずに、あと数年(=「エレポップ」と言う言葉が生まれるまで)活動していたら、より充実したものになったように思われるだけに...



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あり得ない!#9(佐藤二朗主演作)

(2010/03/11 Thu)
物語の構成が余りにも酷いと言うことで一旦は離脱したが、二朗さん出演作となると話は別。やっぱりジロー節が炸裂していて、物語としては面白く纏まっていました。ただ、相変わらず邪魔だったのがストーリーテラーの存在である。これを廃せば、本編があと少し長くなり、より上手く練られてまとめられたでしょうに...

ある田舎の民家に、泥棒が忍び込む。が、そこは通夜の前日だった。泥棒は安置されている棺桶に手を合わせるが、中を見ると空だった。で、安心して家捜しを始めるも、金目のものはない。そんなところに親族たちが帰ってきた。慌てた泥棒は棺桶の中に隠れた。

親族達は色々と話をはじめるが、突然停電して真っ暗になる。蝋燭をつけた親族達は怪談話を始める。泥棒は何とか棺桶から脱出しようとするが、出るに出られない。そんな中、親族達が棺桶の側にやってきて...

とっさに、死人になることにした泥棒だったが、仏さんは女を作って家を飛び出した男ということで、ボロクソに言っていた親族たちだった。

やがて、親族たちの間にも色々あるが、泥棒が屁をこいた。この頃からだんだんヤバくなってくる。さらに、仏さんの娘が戻ってきた。が、彼女は仏さんは寺に預けてきた、と言う。ということは「棺桶の中は誰だ?」ということに。娘は仏さんの頬にビンタ一発。これに「反応した」ということで、今度は頬をつねる。これで泥棒は遂に逆ギレして立ち上がり、泥棒ということを告白、娘を人質にして窮地を脱出しようとする。が、仏さんの母親が現れ、息子が帰ってきたと思い込んで、酒を飲ませる。

その間に警察に通報されて、泥棒さんは...

ジローさんの呟き、屁というネタが活かされていて、ジロー節全開という物語でした。しかも、物色している時は、タンスの引き出しを下からではなくて上から開けて、それを元に戻しているという丁寧さがあったり、「タオルばっかりかよ...」と言ったりしていて、マヌケな泥棒という所がしっかりと描かれている。

親族の方は親族の方で、まだ遺体が届いていないと思っていたら棺桶の中に遺体があったことから、勝手な解釈で進めていく。(家を飛び出して失踪していたことで顔を誰も知らないということを逆手に取っていましたね。)

この物語はキャスティングが良かった(ジローさんと氏家恵もいい味を出していましたね。→「銭形泪・39話」でちゃんと柴田太郎さんを騙したコンビの再来ということでもありました。)から物語の方が面白くなったが、細かい所を見ていくと、やはり色々と甘い所がある。(それらについては省略する。)結局、キャスティングによって救われるということは、役者の個性や力量が救ったということで、脚本や企画自体は失敗だったということでもある。この辺りの反省点が次作の「三代目明智小五郎」(ヒロインは小池里奈)に活かされていればいいのですが...(「三代目明智小五郎」はMBSだけでなくTBSでも放送することになっている。→どうせなら、BS-TBSのあの枠で放送したらいいのに...)



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ケータイ刑事銭形泪18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 10

(2010/03/11 Thu)
銭形泪・2nd.」第5話(通算では第18話)「盗まれた李の秘宝? 〜銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」の裏ネタ編・増補は今回が3回目となるが、今回は事件が起こったのがここということで「美術館」について、館長がこれを使っていたということで「車椅子」について、高村さんがケースを開けたこで鳴り響いた「警報ベル」について、ダイヤモンドの原石の展示場のこれに細工がされていた(1分進めてあった)ことから「時計」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/2/13、15、17、19、20、22、24日付けで記しています。)

美術館」:美術品を収集、保存、陳列して、一般の人に閲覧させたり、研究のための資料として使用して、研究や教育を行う施設である。英語では「Museum」または「Art Museum」と言い、ドイツ語では「Kunstmuseum」、フランス語では「Musée」、イタリア語では「Museo d'arte」、スペイン語では「Museo de arte」と言う。

ある意味では博物館の一種ということになるが、収集しているものは美術品に限定されることになる。(絵画や彫刻などが主なものである。)

尚、美術品(主に絵画が多いが)の展示を行う場所としては、「画廊」または「ギャラリー」と呼ばれる施設でも行っているが、これらの場所で行われている展示は入場料を徴収しないで展示されることが一般的であり、展示作品の売買を同時に行っている場合もある。また、美術館は作品の修復作業なども行っていて、基本的に展示作品の売買は行われない。

現在では主な都市には美術館が必ずあって、作品の保存と展示が行われている。(大都市には必ず世界に名前を知られた有名美術館がある。(博物館もありますね。))

美術館が作られたのは18世紀末のフランス革命の後である。これは、フランス革命によって美術品がフランスから外国に流出したことから、それを防ぐ目的で、パリにフランス国立美術館が設立されて、外国への流出を防ぐとドア字に、修復作業などを行う保存管理するようになった。また、ナポレオン戦争で得た戦利品も集められることになり、展示物の幅が広がっていくことになった。

フランスが力を入れることが他国にも波及して、それぞれの国が自国の美術品の海外流出を防ぐために美術館を作ったことで、欧州の大都市には必ずといっていいように美術館が生まれることになった。

日本の美術館の歴史は浅く、「美術館」という名称のものは昭和になってから生まれている。(明治の時代では、博物館が美術品の展示を行うことはあったが、美術品を専門としたものは無かった。)現在では数多くの美術館があるのはご存知の通りである。

世界的にも有名な美術館としては、パリにあるルーヴル美術館、オルセー美術館、ドイツ・フランクフルトのシュテーデル美術館、オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館、スペイン・マドリードのプラド美術館、ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、モスクワのプーシキン美術館、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館、ボストンのボストン美術館などがある。(特にルーブル美術館は美術館の代名詞と言うほど有名ですね。)

車椅子」:歩行が不自由な人が利用する移動手段であり、左右に車が付いた椅子である。英語では「Wheelchair」と言う。近年では「車いす」という表記が増えているが、これは「椅子」が漢字表記だと「車が着いた椅子」というイメージが強すぎることと、近年では使用者の社会参加が進み、移動手段と言うよりも生活基盤になっているということで「椅子」というイメージを弱めるためである。(現在では、電車内にもスペースが設けられているのが当たり前で、駅などもバリアフリー化が進んでいるのはご存知の通りである。→少し前は車椅子利用者は家に閉じこもっているというイメージがあったが、それは完全に過去のものである。)

日本では福祉器具に指定されている。椅子の左右両側に自転車の車輪と同じような車輪が一対になって取り付けられていて、足元になる位置(前部)には方向が自由に変わることが出来るキャスターのような小さな車輪が一対取り付けられている。(→転倒防止のため、最低でも二対(=四輪)の車輪がある。)

椅子の左右に付いている車輪を手で漕いで移動するものが主流であったが、近年では電動モーターを搭載した電動式の車椅子も広く利用されるようになっている。(操作はジョイスティックで行うものが一般的である。→ラジコン・カーよりも簡単に操作することができる。尚、ジョイスティックは手で操作するのが一般的であるが、障害者の障害部位の関係で、手以外で操作することが出来るようになっているものもある。)また、日本では、時速10km/h以上の速度が出せることになると「車両扱い」となるため、市販されているものは最高速度が6km/h程度となっている。(これは、利用者を「歩行者」とするためである。)→作ろうとすれば、モーターの性能を上げれば良いだけなので、時速10km/hや20km/hを出すことが出来る電動車椅子を作ることは可能である。(しかし、それを利用しようとすると、「(原動機付き)車両」となるため、現在の法律では、運転免許を持っていないと使えないことになる。)

尚、手こぎ式のものは、介助者が押して利用者を移動させることが出来るようになっているものが基本であり、病院では入院患者の移動に利用されている。

ところで、「車椅子」は日本では歩行者扱いとなるため、飲酒をしての車椅子利用は「飲酒運転」とはならず、罰されることはない。(法律上は、飲酒をした歩行者が歩くのと同じ扱いとなる。これを罰していたら、車椅子限定の法律を作らない限りは飲酒をした人が歩くことも罰されることになり、酒を販売している店は逮捕者を作るための店になってしまいます...)しかし、危険な行為になるため、飲酒者の車椅子利用は行わないようにと指導されている。しかし、一部の国では、車椅子での飲酒運転で罰された例がある。→将来的には歩行者と分けることまではしなくても、「車椅子」での飲酒運転も何らかの罰則が定められることになると思われる。(但し、日本の場合は、そういう事件が起こらないと法改正とはならないことが一般的なので...)

ちなみに、自転車の飲酒運転は、法律上「自転車」は車両(「軽車両」である)であるため、罰せられることになる。

そういえば、ちゃんが「・1st.16話」で車椅子の片輪走行を披露していたが、そのようなことをすると、点灯の危険があるのは言うまでもないが、重量が片側の車輪に掛かるため、車軸が曲がったりする可能性もあるため、特注した車椅子ならばともかく、そういうことは絶対にしてはいけません。(そもそも、簡単にできることではない。)

警報ベル」:事件や災害などの危険を警戒するために発せられる警報を知らせるために発せられる音の総称である。「ベル」と言うが一般的にはサイレンが用いられることが多い。(「ベル」と言うと、火災警報機の発する音というイメージが強いですね。→誰もが小学校からの消防訓練で耳にしたことがあるものですね。)戦争中は「空襲警報」のサイレンがこの代表的なものであったが、現在では災害警報の時に発せられるサイレン(最も身近なのは、火災警報のベルでしょう。)の方が一般的である。また、銀行強盗事件が起こった場合に鳴らされる警報音などは「災害」ではなくて「事件」が起こったことを知らせるためのものであり、「刑事ドラマ」などではお馴染みとなっている。

尚、気象に関してはいくつかの「警報」が時々発せられるが、その全てに対して音を鳴らして警戒を呼びかけることはされていない。(気象警報の例としては、大雨警報、洪水警報、大雪警報、高潮警報、波浪警報、暴風警報、暴風雪警報がある。また、それ以外の警報としては、津波警報、噴火警報、光化学スモッグ警報、火災警報、食中毒警報などがある。)

この物語では、気象や災害に関してではなく、事件の発生を知らせるためのものであるのは言うまでもない。

美術館や博物館には価値の高いものがあるだけに、盗難防止策が施されているが、万一盗難にあった場合、それを知らせるための警報装置が設けられているのが普通である。そのため、高村さんが展示ケースを開けると作動して鳴ったというのは当たり前である。(美術館や博物館以外では、宝石店などの高価な物品を展示販売している店にも必ずありますね。)

ところで、事件や災害はいつ起こるか分からないものである。気象に関する災害は天気予報などで予め推測することが出来るが、地震や事件の場合は予知することはほぼ不可能であり、突然巻き込まれることになる。これは日本国内にいても、外国にいても同じである。そのため、海外に行く場合、突然、何らかの「警報」が発せられた場所にいるということが起こりうる。「警報ベル」の音については耳に届けば分かるが、音が発せられない「警報」もある。よって、「警報」という単語は、海外に行く場合は頭に入れておいた方がよいので記しておく。英語とドイツ語では「Alarm」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Alarme」(ドイツ語の「Alarm」と同じ発音である。)、イタリア語では「Allarme」、スペイン語では「Alarma」、韓国語では「キョンボ」と言う。

時計」:時刻を表示する装置、または時間の長さを測定する装置である。(前者は普通の「時計」であるが、後者は「ストップウォッチ」などが含まれることになる。また、デジタル時計であれば、ストップウォッチ昨日は当たり前のように搭載されているので、デジタル時計であれば両者の機能を有した装置と言うことが出来る。)英語では「Clock」と言うが、腕時計や懐中時計のような携帯式の時計は「Watck」と言う。また、ドイツ語では「Uhr」、フランス語では「Pendule」、イタリア語では「Orologio」、スペイン語では「Reloj」と言う。

人間が使用する道具としては比較的古い時代からあるものである。但し、機械式に時を刻む時計が登場したのは14世紀ということで、比較的新しいことになる。紀元前の時代では、時刻を知るのには日時計が、時間を計るのには水時計や砂時計が用いられていたが、現在の時計のように分秒単位の細かい時間までは当然知ることは出来ないものであった。また、日時計は日中で太陽が出ていないと使えないものであった。

14世紀になって、棒テンプを用いた機械式時計が開発されて、ここから機械式時計の歴史が始まることになる。但し、当時のものは携帯できるものではなく、固定して使用するものであった。16世紀初頭になってゼンマイが発明されたことで、これを用いて携帯式の時計が誕生することになる。更に16世紀終盤にガリレオ・ガリレイが振り子時計を思いつき、17世紀中盤に振り子時計が登場する。また、この頃にはひげゼンマイを用いた懐中時計が登場している。

20世紀後半になって、トランジスタ時計、音叉時計などが登場するが、水晶振動子を使ったクォーツ時計が登場したことで、時計の主流はクォーツ時計になる。また、超高精度な時計としては原子時計が登場している。

時計が産業として発展するのは産業革命以後であり、精度の向上とデザイン的な追求が進んで行くことになる。特に精度と言うことではスイスの精密な時計が有名となり、その精密さは世界をリードすることになる。20世紀前半は「時計というとスイス」という時代を迎えることになる。しかしクォーツ時計の登場によって、正確さということではこちらになり、しかも安価に製造できることから、スイス時計は嗜好品、実用品は日本製時計、という時代になる。

そして1970年代後半には、これまでのアナログ時計と異なる数字を表示するデジタル時計が登場し、更にIC化などの高集積化が進んで安価な(デジタル)時計が大量生産されるようになり、実用的な時計はデジタル時計となる。しかし、余りにも安価になったこと、嗜好品としての遊びが無いことなどから、実用面では自由文和ものであるアナログ時計が復権することになった。しかし、現在では携帯電話の普及で携帯式時計(腕時計や懐中時計)の需要は縮小している。(時刻表示という実用面では携帯電話で十分ですし...)

しかし、アナログ時計は世界的に浸透したこともあって、時刻表示の針の回転方向を表す「時計回り/反時計回り」という言葉は世界的に共通概念として定着している。→この言葉を理解するには、やはりアナログ時計が必要となりますね...



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